扇風機もクーラーも
ようやく揃った
さぁさぁ、タルタルソースをかけて
チキン南蛮

青空の奥には
星々がいつも掛かっていて
煌びやかで清々しい

駆け回るのに
この暑さは少し堪えるが
「泣くな、笑え」という、
映画のセリフを肩にぶら下げて

不定から、少しずつ型が出来ていくかな

忘れた頃に

雨に濡れて遊ぶ子らを
掴まえてごしごし

可愛いたら瓶に入れて
甘く抱き合って
氷砂糖

三日坊主?
いやいや、そんなんじゃダメだ
まだまだ青い

じゃあ一ヶ月?
うーん、それでもまだまだ
しわしわになるまで、
うーんと、待たなきゃ



立派な梅酒が出来ました

寿司

子供の時に食べたお寿司も
大人になってから食べるお寿司も
どちらも美味しい
お寿司一貫の重さは
その時々の経済や資源にも寄るけれど
晴れ晴れと、惚れ惚れとする
へい、らっしゃい
あがりもがりも
行き届いた店内も
たまたま隣に座った
おじさん、おばさんも
嬉しそうに寿司を食う

食む

葉書に収まる分量の言葉で、
と思いながら、
朝食の支度

今や、こことの距離、
強い言葉は
なるべく控えて

引き出しに収まる食器のように、
必要な時に取り出せる、
そういうものを、とも、
思いながら

同じところを
いつも開きすぎて
日に焼けてしまった
ページのような
味わい出せるように、
パンを食む

熊本市一景

周遊していくバスを眺めながら
アイス片手に日陰で涼む
プロレスラーが闊歩する
特別な日に、
私たちは北西へ

小さな丘の上からみる
街並みは、
ビルの窓からみるものとは、
かなり違って、
風も旅人を労う

見習いホトトギスと、
育ち盛りの子供の声のほか、
音のない豊かな静けさに
身を委ねながら

はちみつ入りのアイスが
美味だった

信じる人達

落ちきった
砂時計の砂は
しな垂れて
気だるい
だが、目を瞑っていても
逆さまにすれば、
また、
朝と同じように
元気よく、
滑走する

人もただ、
流転していて、
日々ひっくり返されながら、
少しずつ容器全体が
アップデートされているのなら、
損なわれず、
いつまでも、
元気の良い営み

そういう規範に生きて、
疑いが微塵も差し込まれずに、
本当に信じきってしまった人達の観る、
世界と言葉は美しい