詩的雑記1

愛とは受動的なものではない
けれども
完璧に能動的な愛は
ありえない
無論
人生の薄切標本上には
そのような愛も観察されうる
しかしながら、
愛は、その発生段階に着目すれば、
受動的なものだ
人はまず
愛を学ばなければならぬ
他者から自分への確かな愛を
確かな確信をもって感じること
それが愛の始まりだ
従って、ある場合には、
愛の不在が
愛する対象の不在ではなく、
誰かに愛されているという
思いの不在から始まりうる
それは、当然のことながら,
その人の過失では無い
けれども、その人は、
愛の不自然さにより
大きな不利益を蒙ってしまう
そして、さらに、その悲しみは
次世代へと伝達されうる
そして、その子孫系統は
ある種のフェイズを生き続けることになる
(勿論、その亜空間性に対し、
なんらかの折り合いをつけている人々は、確かに居るが。)
我々人類に対する評価というのは、
人間の強さというのは、
これらの問題にどう対処していくか
というところにあると
思われるのだが、どうだろうか?

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