枝豆の上の守り人は

枝豆のうえの守り人は
お皿の上に
一つ残った
枝豆の上に
一人佇む
守り人
彼は、
あるいは彼女は、
右手に槍を持ち
左手に決意をつかみ
頭の上には
円錐形の帽子をのせて
いずれやってくる戦いを
想定して
今、
若干緊張している。
何千頭もの馬が
大地を蹴り、
こちらに迫っている。
そして、
その音は次第に大きくなり、
守り人の眼にも
敵の姿がはっきりと映る様になった。
守り人は大きく息を吐き、
槍を両手で持った。
そして、
たった一人で
守り人は進んでいったのだ。
・・・、
枝豆を残したのは、
そういう理由らしい。

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