抽象エビフライと具象エビフライ

抽象エビフライと具象エビフライ
子供の頃は
抽象エビフライが
結構好きだったんだけど、
学校教育で
抽象エビフライは
おいしくないんだよ
と教え込まれてしまって、
それからというもの
抽象エビフライが
目の前に現れたときには
出来るだけ妄想の衣を剥いで、
中のエビだけを食べてたんだよね。
でもね、
最近分かってきたんだけど
中のエビだけじゃ味気ないんだよ。
かといって、
抽象エビフライを
オーダーし直すのも
ちょっと違う訳。
知ってるとは思うけど、
抽象エビフライはさ
一人分しかないじゃん。
一人で抽象エビフライを食べるんだったら、
みんなで味気ないエビを食べた方が
おいしいと思うよ、俺は。
でさ、解決法を・・・、
思いついたんだよね。
要は、
いいとこ取りをしちゃえばいいんだよ。
つまり、
具象エビフライを作れば良い訳。
賢いだろ?
まずは抽象エビフライから
中身のエビを取り出して、
そいつを想像力の衣で包み直しちゃう訳。
うまそうだろ?
あ、勿論・・・、
エビのしっぽは衣で包んじゃ駄目だぜ。
誰もが掴める部分を少しは残しとかないと
具象エビフライじゃないからな。

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