繕いと移ろい

繕いと移ろい
繕い留め
繕い移う
留まるのは何か
移ろうのは何か
残火は影
讃歌は炎
彼方此方で変わって
走る釜に
焼かれたピザは
美味しいけど
寂しい善意がある限り
それは
乾いた風と
暖かな冬の日差しだったり、
忘れ去られた場所で
何かを訴え続ける
ミケランジェロだったり、
いつの日もカチカチと
痩せこけた腕の上で
無関心に時を刻み続ける
大切な腕時計だったりする。
けれどもだからといって
琥珀になるのは
不可能だ
毎日、カチカチと
心臓を燃やし続ける

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