目をつむった先にみえる場所
光が導く場所
静かな夜には
星が架かって
自動車も通り過ぎた
言葉のあやから生まれた
悲しい結末が
周りを経巡る衛星に似た
全体としての生態系
そこにある纔かな変化が
個人と個人の
関係を引き回して
新しい役割を受け入れられる人
受け入れられない人
いずれにせよ
太陽は今日もぎらぎらとして
夜風は優しい
蟋蟀はもう鳴かなくなったけれども
私の歩みは止まらずに
捻れた時計はうんうんと
時を刻む
何処にか
それは、
私の体の中に
私の肉に食い込むようにしながら
過去は
単なる記憶としてではなく
私の体の中に居座り
いつしか私を捉え
造りかえていく
そうして
私は
私に戻る

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