ある

かけがえのない思い出を語るのは
顔を合わせること
声を発すること
手を繋ぐこと
あらわになっていく
優しさや嬉しさに
そっと手を差し伸べれば
きっと誰もが愛を交わして
祝福していける
嬉しいことや楽しいことを
愛していくために
生き続けていくことができたなら
あらわれてくる
怒りや悲しみ、寂しさの波に
のまれることはないだろう
船に乗った人が
灯台と交信を続けるのも
大事なのかも知れないが
最も貴重な体験は
短い距離で生まれていく
光は全てを伝えるのではない
暖かさを知った時
怒りの波や
凍った風、
その匂いは
再び見い出される
そして、
喜びや嬉しさの
本当の意味を知り、
意識は
暖かさに救われ、
媒介されたものから
心で暮らす輝きは
解き放たれて
「在る」ことの意味は
取り戻される

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