一度消えてしまった光の中で
31日と1日の間に
落っこちてしまって
それにも気付かず
なんだか暗いなあと思っていると
どこからか不思議の国のアリスの
鼓笛隊が
チロチロチロと
近づいてきて目が覚める
夢と気付かない夢の中で
ああ、俺はこのまま死ぬのだなと
「流れ」を受け入れそうになった後に
そこから戻ってこれたのは
いつかのドラゴン、
けれども幾らか小さくなった竜の
瞳と目が合って
顔をぺろぺろ
舐められたから
生きる気力というものがもしもあるなら
それは人から与えられるものじゃない
己が積極的に望まねば届かない
たとえ人のための気力であっても
人から支えられた気力であっても
その人に出会ったときに
ときめくことの出来る心の準備があること
光を受け入れられるスペースが最低限、
自分の責任で確保されていること
生地に練り込まれたひとつの種は
忘れられて
いつしか枝を伸ばし
小鳥を喜ばせるようになる

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