見出す

透き徹った水滴
虹色の光を従えながら
青銅の騎士は
左手に盾を持つ
生まれたばかりの子供が
母親の乳を求めて探す
暖かい敷き藁も
夏の青葉
霊峰の頂上にも
気持ちのよい風が駆け抜け
花も戦ぐ
のらりくらりと
幾千の深呼吸を吐いて
てんとう虫の歌声
お月見の縁側は
ギターを片手に
花札とお酒を
昨日までみたことや嗅いだこと
そういうものが
一度に目の前にあらわれて
轟音ともに
はじける
涙も愛も怒りも愛おしさも
ただ叫びの中に
擾乱の曼荼羅を
一声に見出す

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