久しぶりの雨が降って
傘を忘れた人の肩が濡れる
立ち止まっていた事柄も
また一滴ずつ動き始める
溢れるのがいつになるかは
その時にならないと
分からないけれど
体の芯から
打ち抜かれるような
そういうものを
供せるよう雫を溜める
春の匂いは
もう何度か雪が降って
寒い日を経験しないと
届かなさそうだけれども
何に在り方を集中させるのか
出会うことと
みつけることと

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