もしも世の中がパレードなら


もしも世の中がパレードなら
もしも世の中が
パレードの法則に支配されていて
結局のところ
ゼロサムゲームなのだとしたら
自分は
先頭に立ってラッパを吹こうか
それとも脇に立ってスネアを叩こうか
あるいは
観客を魅了するダンサーになろうか
はたまた象の上に座り
観客に手を振り、平和を象徴しようか
いずれにせよ、
もしも僕がそのお仕事をするのならば、
誰かは別の仕事をすることになり、
一見、自分なんてものは
無いように見える
けれども、よく考えると、
パレードを見守るパン屋さんに
なることもできるし、
パレードを企画する人にもなれるのだ。
はたまた、誰も考えもつかなかった
お仕事だって可能なのだ。
どんなお仕事をするか、
どうやって生きていくかは
無限大である。

スカンク

スカンク
スカンクは顔を赤らめた
あーあ
またやってしまった。
彼の一発には定評がある
なんとも臭いもののひとつとして
市井の人には数えられている
おれの一発って
そんなに臭いかなぁ
緊張してあがってしまったときに
彼はよく一発をしてしまう。
そのたびに彼は
自分の一発の残り香を嗅いで
自問自答する。
おれの一発って
そんなに臭いかなぁ
彼の質問に
誰も彼に代わって
答えられない

裂け目

それぞれの世界が
この世にある
次元は
この世に生まれた人の数
生れなかった人の数
多様な次元を有するこの世界
自分の世界や認識への固執は
些か狭い
他の認識に遊ぶ事、
自らの領域へ招くことを
覚えなければならない
その領域でさえ
変質するものではあるが
連綿と続く
自分の世界も
そこへ飛び込むと
新しい世界へつながり、
元の世界へ戻れなくなる
そんな裂け目がある
そのような裂け目を脳は嫌う
もし
いくつかのメタモルフォーゼを
欲するなら
チャレンジが必要だ
裂け目を見過ごさず、
そこへ飛び込め
そしてまた、
この世に存在する
あるいは存在した次元の住民たちへ
その人に実際に会うことがあれ
会うことがないのであれ
その次元の平和が
実現されるよう、
その次元で素敵なことが
多くあるよう
願うことが
大事だと思う