そう

そう
違う次元
光を抜けて
白い砂の大地
何処までも広がる
白く、丸い空
輝く大気の振動は
境界を越えて
鼓動と同期する
一歩一歩が
新たな世界を切り開いている
狭間に落ちた靴音が
着地し、
荒野に再び種を蒔くとき
何処までも続く
次元の拡張が
続開する

senva

個としての生は
壊滅的であっても、
あるいは、
だからこそ、
xと同じ時代を生きられることに
深い喜びを
みいだす

いつもみて
不離、
ああ、
附和、
思い浮かぶことが
なくなって
ただ、
残渣が停留している
でも、
夢を、志向する
ただ、何も無い
重なる
それでも、
蓄う

いま

後戻り出来ない
光の輝き
目を瞑るほどに
強烈で
停滞した心に
積もる温度
きっといつかを
今にして
鮮やかな厳しさが
貫く
握った琥珀は
いつの間にか消えて
空を掴む右手に
それを差しだす
輝きは
連続した
崖を乗り越えて
瞬く瞬間
乗り越えたものと
これまでに嗅いだもの
切り裂いて
整えて
見掛る
茫々と眺めた町並みを
捨てて
背を向け
一歩踏む